今回は自転車保険についてご案内します。
神奈川県や東京都などほとんどの自治体で自転車保険の加入が義務化されています。
自転車は小さいお子さんから年配の方まで広く利用されていますが、その分事故も多いのです。
義務になった背景には大きな賠償額が発生した事案があったりするのでこの機会にぜひご確認ください。
自転車事故で9500万⁈
10年ほど前に起きた事故です。小学生のお子さんが道路を歩いていた女性に正面衝突してしまい、女性は意識不明のまま。
裁判がおこされ、賠償額は約9500万の判決に。
例え子供が起こした事故であっても高額な請求となってしまいました。
自転車保険の内容は大きく2つ
①自分へのケガの保障(傷害保険)。
気を付けるポイントとしては誰のケガが対象か。
ということになります。
本人限定、夫婦だけ、同居の家族。などなど。
また、同居していないご家族の補償は対象外となることがあるので気をつけてくださいね。
②相手への賠償(個人賠償)
これが大切です。自転車に乗っている人が加害者側になってしまった時、相手へ支払う賠償金を保障してくれる保険。
この保障は他の損保に付与されていることもあるので証券を確認ください。
すぐに加入しなきゃ!
「加入しなきゃ!」と思う前にまずは自分の加入している保険を確認してみてください。
学校で加入した保険、クレジットカード会社や火災保険、自動車保険など、どこかで特約としてすでに加入している可能性も十分あります。
特約がついてるかわからないときは担当者に問い合わせをしてみてください。
この保険は内容が被っていると1社からしか給付されないので複数入る必要はありません。
どこに申し込めばいい?
コンビニでもインターネットでも加入できちゃいます。
もちろん損保会社に連絡するのもありです。
色々なタイプがあると思いますが、上記の②が保障される「個人賠償責任補償」のついたものをおすすめします。
保険料も1カ月数百円なので是非この機会に見直しをしてくださいね。
イヤホンやスマホ、傘をさしたままなど、ささいな不注意で大変なことになりかねない自転車。
何事も安全第一を心掛けたいですね。
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