プロが教える家庭でできる幼児との接し方
今回のプロは「富士チャイルドアカデミー」の小野田かほりさんです。(小野田かほりさんのインタビュー記事はこちら)
幼児教室の経営をされており、たくさんのお子さんを見てきたプロから教わる家庭での子供の接し方を教えてもらいました。是非参考にしてみてください
成長過程に大切なこととして「聞く力」「表現力」「イヤイヤ期」があります。小野田さんの幼児教室で行われるママさんたちへのアンケートもこのような質問が多いようです。
NHKのニュースや天気予報を一緒に見よう
NHKのアナウンサーは標準的な日本語を学んでいるので子供が聞く日本語としてはとてもいいお手本になります。
また、「洗濯物を干したいけど今日の天気は晴れるか聞いてほしいな」と子供にお手伝いをお願いすると喜んで集中して聞いてくれます。
5w1Hで深掘りしてみよう
子供の話は深く聞いていくことで子供の表現力がついていきます。
鼻をかみたい子が「鼻」しか言わないようなとき、
母「鼻がどうしたのかな?」
子「鼻水」
母「鼻水でてるね。どうしたいの?」
子「ティッシュ」
母「ティッシュをどうするの?」
子「鼻をかむの」
母「最初からちゃんとお話してみて?」
子「鼻水がでたからティッシュで鼻をかみたい」
というように深く聞いていくことは文章力をつける力になっていきます。
イヤイヤ期は自己主張ができるようになったということ
イヤイヤ期に悩む親御さんは多いと思いますが、これは自分の主張ができる力がついたということ。
そして24時間イヤイヤしているわけではないので、ご機嫌の良い時に話をすると、素直に聞いてくれることがあります。
その他に国語力は成長に大きく影響していくので、読み聞かせなどはたくさんしてあげてほしいとのことでした。
他にも子供が集中しているときはそっとしておく。
また、子供は親の思っていることを敏感に感じ取っている、など。
もう一度子育てをやり直したくなるお話がたくさんありました。
小野田さん曰く、子育てに「これ!」というものはない。とのこと。
悩んだ時には無理をせず、無料相談などを活用してほしいともお話くださいました。
お子さんやお孫さんのことでお悩みのかたの参考になったら嬉しいです。
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