スタジオプラスラボ 小河原健太・友香さん
大船にオススメのスタジオがあります。
それがスタジオプラスラボさんです。大船駅から松竹通り沿いに徒歩3分。西友を過ぎてすぐです。
お話を伺ったのはフォトグラファーの小河原健太さん。奥様の友香さんも同席くださいました。
写真撮影といえば人生の節目、ガチガチに緊張して顔を引きつらせてきた私です。
でもこちらのスタジオでの撮影が終わると笑い疲れてました(最大限の褒め言葉です)。
また、インタビュー中にも写真のデータを取りに来られるお客様が「楽しかったです!」と感想を話す場面を複数目撃しています。
形式にこだわらず自由に楽しい撮影をしていく小河原さん。
様々な経験をしてきたからこその写真への想い。お楽しみください!
身近なカメラ
こまさ:小河原さん、撮影の際はお世話になりました。
今日はインタビュー、よろしくお願いします。早速ですが、小河原さんはずっと写真のお仕事をされてきたのですか?
健太さん :小林さん、こちらこそありがとうございました。そしてよろしくお願いします。
そうなんです、僕は写真しか知らないんですよ。
学生時代に「写ルンです」ってあったんですけど
それを学校に持っていって撮影をするようなことはしていました。でもそなかったですね。の道に進もうとはまだ思って
群馬から上京して専門学校時代を過ごしていたんですが、中古の一眼レフを買ったんです。
でも中古だから説明書もなく、使い方がわからなくて近所のプリントショップのおじさんに使い方を教えてもらってました。
近所を撮影したりなど、気が付いたら写真の楽しさに引き込まれていましたね。
業界での経験
こまさ:自然に写真の世界に入っていったんですね。
そこから写真の道に入られたのですか?
健太さん:そうなんです。
キラキラした世界へのあこがれと、フォトグラファーってモテるかもという気持ちもありました(笑)。
そこで広告スタジオに入り、モデルさんやタレントさんを撮影して雑誌の表紙などの作成に関わっていて、僕はアシスタントで下積みの経験をしていました。
そんなときに百貨店のスタジオに空きがあるとのことでそちらに転職したんです。
百貨店の写真館は照明から
立ち位置まですべて決められていて、いわゆる家族写真を撮るところでした。
他には食材、洋服、アクセサリー、お中元やお歳暮の贈答商品など百貨店内のものすべてを撮影していたのですが、振り返るとその時の撮影経験は本当に勉強になりましたね。
百貨店を退職後は、ハワイでブライダルの撮影も経験しました。
現地スタッフの自宅に行ったときに、そこでたくさんの家族の写真が飾られていたのを見たんです。
海外での家族や写真への想いに感銘を受け、日本でも飾れる写真を撮りたいと思い、今の撮影スタイルになりました。
友香さんの支え
こまさ:多種多様な経験をされてきていますね!その後大船に来られたのですか?
友香さん:はい、コロナがきっかけで働き方の見直しをしているときにここのスタジオと出会うことができました。
前から主人のパフォーマンスをより多くの人に体験してもらいたいと思っていたんです。
主人の良さを最大限活かして、のびのびと仕事をしてほしかったので、これはチャンスだと思い、独立するのに背中を押しました。
こまさ:素晴らしい!ご主人の一番の理解者ですね。
それぞれのエピソード
店内にはたくさんの写真が飾られていますが、嬉しかったことなどありますか?
健太さん:たくさんあるんですが、婚活用の写真をここで撮ったら結婚することになったという話は嬉しいですね。
婚活用の写真は男性はスーツが多いんですが、中にはその人らしさがでていない方もいるんです。
あえてスーツにしないことでその方の魅力が光るということもあるので、その人に合った撮影を心掛けています。
ここで撮影した写真を使ったらいい方とのご縁ができて、
結婚することになったという話は結構あるんですよ。
友香さん:他にはマタニティの撮影をした方のお母さまから「産まれました」と連絡があったり。
親戚や家族のように身近に思っていただけているのが本当に嬉しいです。
こまさ:それは嬉しいですね!撮影の数時間の間にお客様が心を開いて小河原さんを身内のように思っているんですね。
健太さん:九州から手紙をもらったこともありましたよ。
家族写真を見た親戚の方から
「親父のこんな笑顔みたことない!素敵な写真をありがとうございます」とのことでした。
昔からの頑固おやじという方だったんですが、いい笑顔が撮れたんですよ。
そしたら写真を見た息子さんが本当に驚いて、お礼の手紙を送ってくれたんです。
もっと気軽に身近に
こまさ:写真を通してそのご家族のストーリーが見えてくるようですね。素晴らしいお仕事だと思います。では、最後に一言お願いします。
健太さん:過去に撮影した写真を家宝にしますと言ってくれた方がいましたが、「写真て本当にいいものなんだよ。肩肘張らなくていいんだよ。」と伝えたいです。
写真は楽しく撮るものだと思いますし、そういう時にこそ、その人らしさって出ると思っています。
七五三や成人式も大切な節目ですが、特別なイベントがなくても家族の記録として写真をもっと利用してほしいですね。
こまさ:小河原さん、ありがとうございました!
インタビューを終えて
小河原さんご夫婦のお話、いかがでしたか?
同じ業界でも方針ややり方は色々。それを見てきた小河原さんだからこそ、素敵な写真が撮影できるのだと思います。
また、何よりも人が好きとおっしゃていて、接客の楽しさを存分に活かしたお仕事だと思っています。
ご家族だけでなく、鎌倉女子大の方も多く利用されており、店内は素敵な表情の写真がたくさん飾られています。
撮影を「楽しかった」と言ってもらえる写真館ってなかなないのではないでしょうか?
また、ご夫婦ともに相手を思いやる気持ちがあふれており、一緒の空間にいることが嬉しくなる素敵な方たちです。
これからも小河原さんご夫婦をずっと応援させてください!
スタジオプラスラボ
◆住所 鎌倉市大船2-18-32 宮内ビル2F
◆電話 0467-73-7574
◆営業時間 【平日・休日 10:00~19:00】
◆定休日 毎週火曜・第二水曜
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