大船自動車 株式会社 代表取締役社長 和久裕治さん
今回ご紹介するのは植木に本社があるタクシー業「大船自動車株式会社」の専務取締役 和久裕治さんです。
現在の代表取締役社長は横山英夫さんです。(※2022年からは和久さんが社長に就任)
横山社長、大変ご多忙でもあり、何より、将来の大船自動車さんを担う和久さんの声を聞いてほしいとのご要望でした。
初代から受け継いできた大船自動車さん、今年で86年目を迎えられます。
私たちの生活を便利に過ごすには欠かせないタクシー。
優しい表情で、終始穏やかに私の質問などに答えてくださった、和久さんの熱い思いをご紹介していきたいと思います。
それではお楽しみください!
創業1935年
こまさ:和久さん、今日はよろしくお願いします。
早速ですが、大船自動車さんの歴史についてお伺いさせてください。
和久さん:こちらこそよろしくお願いします。
インタビューなんて初めてなので、ちゃんと答えられるか心配です^^;
大船自動車は1935年に初代の鈴木市五郎によってスタートしました。
本社の位置とは少しずれるのですが、ほとんど変わらずにこの地域でやってきています。
現在の社長で4代目となりますが、ここまで続けられたのも、地域の皆様に支えられてきたからこそだと思っています。
経営への意識
こまさ:長い間大船で活躍されていたんですね。
和久さんはこちらに入社されたきっかけは?
和久さん:私は学生時代に格闘技をやっていたんです。
その経験をいかそうと思い、専門学校ではスポーツトレーナーを学んでいました。
しかし、就職を考えた際に、経営者を意識するようになったんです。
そこで、祖父が経営していた事業を手伝わせてもらうため、美容の営業をしていました。
こまさ:格闘技とはすごい!和久さんの体格の良さに納得です。
美容の営業はどのぐらい勤務されていたのですか?
和久さん:大体3年ぐらいですね。
美容院で使う薬剤などを営業していました。
しかし美容院は信号の数より多いと言われています。
とても難しい世界だと思っていました。
そんなときに妻の父(義父の横山社長)から声をかけていただき、せっかくの機会だったので入社させていただきました。
こまさ:ご縁があったんですね^^。義父の横山社長がいらっしゃることでどのような意識をお持ちですか?
和久さん:とにかく社長に恥をかかせてはいけないと思っています。
社長はとても真っすぐな方なんです。
私もその思いに応えるよう色々勉強させてもらっています。
引き継がれる思い
こまさ:身内だからこそのプレッシャーがあるかと思います。
現在の横山社長から引き継がれていることは何かありますか?
和久さん:社長から日ごろ言われているのは、「働いてもらっている人たちに損はさせるな」、ということですね。
乗務員あってのこの仕事です。
何よりも乗務員のことを優先して考えていかなくてはならないと思っています。
例えば私が夜寝ている間も乗務員は仕事をしてくれています。
この仕事は24時間体制なので、真夜中でも何かあったら対応できるようにしておかないといけないんです。
そして、やはり一番大切なのはお客様の安全を守ることです。
安心してご利用いただけるよう十分注意して、目的地までお客様をお送りするのが私たちの使命です。
日ごろの点検作業、講習会、挨拶などをしっかりすることで、お客様をドアーtoドアーで気持ちよくお届けしたいですね。
おかげさまで昔からご利用いただいているお客様もいらして、社長ともすっかり仲良しになっているんです。
こまさ:地域に密着したお仕事をされているんですね。
和久さんが考えるこれからの課題などはありますか?
和久さん:昨年からのコロナの影響で乗務員たちの働き方も変わってきています。
経済状況に影響を受けやすい業界ですので、柔軟に対応できるようにしていきたいですね。
これからやっていこうと思っているのはSNSなどを利用した発信です。
現在はホームページだけですが、公式LINEやインスタグラムなど他の方法も考えたいですね。
100年続く会社を目指して
こまさ:日々の心がけはお客様にも伝わると思います。
では、最後にこれからの目標を伺いたいのですが。
和久さん:今年で86年目を迎えたこの会社をまずは100年守っていこうと思っています。
先代たちが繋いできてくれた地域とのつながりを絶やさないように、古きを重んじ、新しいことにも対応していくことで100年以上続く会社にしていきたいです。
それには乗務員には「ここで働いて良かった」と言ってもらえる、また、お客様からは必要とされる会社になるよう頑張っていきたいと思っています。
また、一緒に頑張ってくれる仲間も募集しています。気軽にお問合せください!
こまさ:簡単そうなことほど大切にしていかなければならないですよね。
いいお話を今日はありがとうございました。
和久さん:こちらこそありがとうございました。
◆◆インタビューを終えて◆◆
大船自動車 専務取締役の和久さんのお話はいかがでしたか?
まだ30代という若さでありながら、非常に落ち着いた対応をしていただきました。
現在は後継者として日々横山社長のもと、指導を受けながら勉強中のご様子でした。
同時に地域でのお付き合いを広げるために、青年会議所(JC)にも加入され、様々な業種の方との交流もされているようです。
その一方で美容メーカー時代の経験も生かし、奥様の髪を染めてあげるなど家庭的な面も垣間見えました。
インタビューのあと、タクシーを見せてもらいましたが、空気清浄機の常備などコロナ対策もしっかりされています。
利用する私たちも車内を汚したりなどしないよう、最低限のルールを持ちたいなと思いました。
和久さんのこれからの活躍を楽しみにしています!!
大船自動車 株式会社
住所 鎌倉市植木23-1
電話 0467-46-3628
タクシーのご用命は↓
フリーダイヤル0120-46-2047(7時~26時)
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