今回はこのこまさレターを陰で支えてくれているデザイナーさんをご紹介します。
このレターのインタビュー記事、お礼として表紙をつけてインタビュー記事のみを印刷してお渡し(番外編)しているのですが、その表紙をデザインしてくれているのがこちらのn&designの佐々木のり子さん。
記事と写真をお渡しするとそのお店・企業に合ったイメージで表紙を作成してくれるのです。
私だけでなく同業種の仲間たちからもフライヤーや名刺等多くの依頼を受けており、他業種からも引っ張りだこの佐々木さんからお話を伺ってきました。
作業療法士としても活躍されているのですが、デザイン業と作業療法士には意外な共通点があるようです。
佐々木さんのお話をお楽しみください。
佐々木さんインタビュー
こまさ:佐々木さん、今回はインタビューをありがとうございます。
早速ですが、佐々木さんの経歴についてお伺いさせてください。
佐々木さん:いえいえ、こちらこそよろしくお願いします。
2年前にセールスデザイナーとして起業しましたが、元々はリハビリ専門職の作業療法士として働いていました。
中学の頃から漠然と「人の役に立つ仕事に就きたい」と思っていて。
作業療法って手芸とか園芸を治療の手段に使うんですよ。
「自分が好きな手芸が人の助けになるなんて面白そう」と、そのまま医療系の大学に進みました。
単純なやつです。(笑)
佐々木さん:なんとか無事に国家試験に受かって、大学卒業後は約9年間、病院などで勤務していました。
すごくやりがいのある仕事だったんですが、ふと「このまま医療業界に身を置き続けるよりは人生経験として他の業界も見てみよう」と営業職に転職しました。
営業職になったことで人生で初めてマーケティングを学んで。
面白かったですね。
学んだ内容を実践しようと思ってセールスレターを自作していたら思いのほか好評で、営業職のお知り合いからチラシなどの制作のご依頼をいただくようになりました。
「デザインでみなさんのお仕事や売り上げに貢献できるなんて嬉しい!」と思いまして。
完全に学生時代のデジャブです。(笑)
そこからデザインスクールに入って、営業職は3年で退職しました。
こまさ:そうだったのですね。営業職を続けながらとは思わなかったのですか?
佐々木さん:思わなかったですね。(笑)
それまでは「なんとか営業職を軌道に乗せるぞ!」なんて息巻いていましたが、どこかで無理をしていました。
ある程度、自分を前に出していく必要がある営業職は自分には合っていないなと気がつきました。
それよりは歌舞伎の『黒子』のようにそっとどなたかのサポートをする方が自分の適職だと思って。
そこは作業療法士にも通じているかなと思います。
なので今は作業療法士として週1回働きながら、並行してセールスデザイナーのお仕事をさせてもらっています。
こまさ:その方本来の力を活かすサポート。
難しい仕事ですね。
それに自己流でやり過ごすのではなく、きちんとイロハを学んでいるのが信頼できますね。
デザインは何をメインにしていますか?
佐々木さん:名刺や会社案内などの紙媒体の他にランディングページ(LP)などのウェブデザインもお引き受けしています。
最近では医療系のコンサルタント会社様からのご依頼で営業資料として使用するスライド制作をさせていただきました。
今までの経験を活かしてお仕事をいただけるのも本当にありがたいですね。
こまさ:すごいですね!
元々創作が好きだったのですか?
佐々木さん:はい、好きでした。
学生の時はグループディスカッションの内容を図にしてまとめるとか、板書をノートにまとめるのが得意でした。
授業中に寝ている友達にノートを貸してお礼でもらうアイスが密かな楽しみで。(笑)
こまさ:うわー。私の苦手なことばかり。尊敬します。
依頼はどのような形でくるのでしょうか?
佐々木さん:その方によってそれぞれですが、ゼロから全部お任せします!という方や、今使っているチラシやLPをブラッシュアップしてほしいなど色々です。
イメージができていなくてもまずはお話を伺って、その内容に合わせてどの販促ツールをお作りするかをご提案しています。
こまさ:あと一歩が踏み出せない方の後押しをしてくれるのですね!
佐々木さん:はい。なので引き出しは多く持っておきたいと常に意識しています。
広告を出したいけど、何をしたらいいかわからないというモヤモヤを「これが作りたかったんだ!」と言ってもらえるように形にしたいですね。
みなさんのお仕事の橋渡しをできるように伴走していきたいです。
こまさ:私もイメージはあっても一言でまとめたりができず悶々とすることがあります。
それを佐々木さんが最適な手段でデザインしてくれるのですね。
佐々木さん:そうですね。
みなさんの分身として知らず知らずのうちに営業をしてくれる販促ツールをお作りすることが私の仕事です。
売り上げに貢献できるデザインをこれからも追求できたらなと思うので、売り上げにどのくらい制作物が貢献できたのかについてもお伺いしながら、アフターフォローをしっかりとしていきたいですね。
こまさ:では最後に佐々木さんが目指すものを教えてください。
そして今日は貴重なお話をありがとうございました。
佐々木さん:はい、経験をたくさん積んで研鑽していきたいです。
またデザインだけではなくこれからはプラスアルファが必要だと思っています。
ウェブマーケティングなどを学んでみなさんのお役に立てるようにコツコツお仕事を続けていきたいです。
些細なことでもお気軽にご相談ください。
こちらこそありがとうございました。
インタビューを終えて
佐々木さんのお話はいかがでしたか?
まだ起業して2年とのことですが、すでにリピーターさんも多く抱えていらっしゃいます。
デザイン業、作業療法士、そして元気な男の子たちのママでもあるという多忙な生活。
そんな佐々木さんが意識されているのはクライアントさんとお客様の橋渡し。
三方良し、を目指す佐々木さんをこれからも応援していきたいと思います。
頑張ってください!!
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