家族の想いを形に 【鎌倉ファミリー】 

株式会社 鎌倉ファミリー 代表取締役 渡邉健二さん

 

今回は大船で知らない方はいない?!葬祭業の株式会社鎌倉ファミリー渡邉健二社長にお話しを伺ってきました。

こちらの会社は、湘南モノレール冨士見駅近く、富士スーパーの隣りにあります。

なんと創業93年になります。(2021年現在)

渡邉社長とは10年以上のお付き合いになり、少しシャイな性格の渡邉社長ですが、仕事に対する情熱はめちゃくちゃ熱い方です。

これまでも、これからも、地元の大船の皆さんに寄り添っていきたいとお話されていました。

また、経営者として日々成長を意識されているとのこと。

普段、聞くことのできない葬祭業のこと、業者選びのコツなどをたくさんお聞きしてきました。

それでは、渡邉社長のお話をお楽しみください。

渡邉社長インタビュー

【小林】渡邉社長、こんにちは!本日はよろしくお願いいたします。早速ですが、このお仕事を始めたきっかけは?

【渡邉社長】はい、こんにちは。

そうですね、20代の頃に別の葬儀会社で働いていたんですが、30歳の時、この会社(当時は高橋葬儀社)の社長から声をかけてもらったんですよ。

それでこちらに来て、もう40年以上になりますね。

【小林】うわぁ、40年以上もご尽力されてきたのですね。

それまでは違うお仕事をしていたのですか?

【渡邉社長】そう、僕は福島県の出身なんですよ。

福島から上京してからは色々な仕事をしていたんですが、自分でこの仕事を続けたいと思ったのがこの葬祭業なんです。

【小林】ご縁があったのですね。こちらにご入社された時の状況はいかがでしたか?

【渡邉社長】その頃はまだ小さな会社でしたね。

斎場も一カ所だったし、従業員数も7名くらいだったかなぁ。

【小林】えー!今の規模からは想像つきません!ここまで大きくなった経緯を教えてください。

【渡邉社長】最初は僕も一般社員だったんですよね。

単純なんだけど、当時のメンバーの中では、一番真面目にやってたと思いますよ。

それと、色々なアイデアを出して変えていきましたね。

例えば、今でも続いてるサービスなんですが、「ファミリー会員」という制度を作ったんです。

入会金をお支払いいただくと、さまざまな割引やサービスが受けられる。

しかも、一世帯全員が対象になる。もし引っ越しなどした場合は入会金はお返しするというもの。

【小林】ファミリー会員については知っています。確か大船町内会が会員だと聞きました。

【渡邉社長】よく知ってるね笑。鎌倉市内のいくつかの町内会が会員になってくれていますね。

その町内会の方は、個人で加入する必要なくサービスを受けられます。

また、斎場も横浜の公田から始めて、その後、大船斎場、鎌倉ファミリーホールと増やしていきました。

それに伴って従業員の数も増えてきて、今では40人以上のスタッフが頑張ってくれてますよ。

【小林】いやぁ、すごい成長をしてこられたんですね。渡邉社長はスタッフさんへの教育で意識されていることはありますか?

【渡邉社長】はい、これはホントにいつも言ってることなんだけど、「葬儀社はすべて黒子である」ということですね。

決して目立ってはいけないし、主役は喪主さんなんです。

横浜市公田斎場

葬儀って、華やかなのに寂しいという相反した面を持っている。

それをプロとしてアドバイスをし、滞りなく送り出すのが我々の仕事なんです。

必要なのは「目配り、気配り、心配り」の三つ。

この仕事は誰にでもできることではないんです。

【小林】なるほど~、黒子に徹するということですね。この仕事をしていて、一番嬉しいときはどんな時ですか?

【渡邉社長】それはやっぱり、うちのスタッフが褒められた時ですね。うん。

うちのスタッフはみんな優秀なんです^^。

それと、お客様に「鎌倉ファミリーさんに頼んで良かった。」と言われると嬉しいですね。

この仕事をやっていて良かったと思えますよ。

【小林】渡邉社長、ホントに嬉しそうですね!では、みなさんが気になる業者選びのコツを教えてください。

本社よりほど近い大船斎場

【渡邉社長】最近はネットで調べる人が本当に増えている。

それはいいことなんですが、ネットで金額だけ見て決めるのは、後になってトラブルになるケースがあるので気を付けてほしいですね。

「まずはご自身の目で見て確かめる」これが一番大切です。

最近では、家族で見学に来る人が増えてますよ。

これはとてもいいことですね。

また、最近の葬儀は多様化してきているから、それに対応できるように、別会社の株式会社SKSを用意して、色々なニーズに応えられるようにもしています。

【小林】そうですよね、確かにネットは手軽ですが、安易に決めて後悔はしたくないですよね。

では渡邉社長、これから力を入れていきたいことは何ですか?

旧ホテルコーヨーをファミリーホールへ

【渡邉社長】今までもずっと意識してきたけど、地域に密着していくことです。

もちろんスタッフの教育も力を入れていきたいですね。

【小林】おおー、だからスタッフのみなさん本当に優しい素敵な方たちばかりなのですね。ところで「葬祭ディレクター」という資格をお持ちだと聞きましたが。

【渡邉社長】はい、「葬祭ディレクター」というのは厚生労働省が認める資格なんです。

葬儀に関する知識と技術をもっていると認められているんですね。

司会などの目立つ仕事から、裏方の仕事まですべてです。

葬儀のプロということになるので、お客様も安心して相談できるようにしています。

【小林】なるほど、プロに任せるって安心ですよね。では、最後に読者のみなさんに一言お願いします。

【渡邉社長】うん、小林さん、いつもありがとうね。

小林さんはお天気お姉さんに似てていいね笑。鎌倉ファミリーでは、「すべての方を送り出す」をモットーに、地域に密着してきました。

急なことで慌ててしまう前に、ご家族で調べておくことは大切です。

また、お客様のご要望に沿えるよう万全の準備をしております。お気軽に見学・ご相談ください。

【小林】え?お天気お姉さんですか(誰だろ?)では、いつも快晴でいるようにしますね。^^渡邉社長、本日は貴重なお話をありがとうございました。

普段はお茶目な渡邉社長

 

インタビューを終えて

葬祭業は目立つことは中々ありませんが、必ず皆さんがお世話になりますよね。

いざという時、バタバタと余裕のない中、粛々と業務を遂行してくれる葬儀社さんは頼りになります。

また、渡邉社長の穏やかな口調は、こちらの緊張もほぐれますし、何よりもお客様のために黒子に徹する姿勢が伝わってきました。

このようなお人柄もあって、法人会、商工会、葬祭組合など、多くの要職も務め、多忙な日々をお過ごしとのこと。

ゴルフが好きとのことですが、ボーリングもとてもお上手なんですよ^^。本当に尊敬します!

「生涯現役!」と語る渡邉社長。これからも大船のみなさんに寄り添っていただき、元気に頑張ってください!応援しています!!

 

株式会社 鎌倉ファミリー

◆電話   0120-445-442 24時間受付

◆本社   鎌倉市台3-3-2

◆公田斎場 横浜市栄区公田1634

◆大船斎場 鎌倉市台3-6-6

◆鎌倉ファミリーホール 鎌倉市大船2-17-15