接点のない人でも6人通すと会える?
今月は固い話はやめて、統計学に基づいた雑学的なお話です。
みなさんは6次の隔たりという言葉を聞いたことがありますか?
任意で選んだ一人からスタートして、知り合いを数珠繋ぎに辿っていくと平均して6人目あたりで憧れのスターにまでつながる、という実験があります。
テレビなどでも取り上げられたことがありました。
6次の隔たりとは
人には平均して約44人の知り合いがいるとされているそうです。
44人の知り合いを6人分掛け合わせると44人の6乗、つまり72億5631万3856人と繋がるという理論です。
世界人口が今は80億人と言われているので、地球上のほとんどの人と繋がることになってしまいます。
北海道の女の子が沖縄の知らないおじいさんに
そこである番組では北海道からでたことがない小学生の女の子が、沖縄でランダムに選ばれたおじいさんまで数珠繋ぎでたどりつけるかという実験をしてみました。
女の子が選んだ一人目は学校の先生。
この先生ももちろん沖縄のおじいさんのことを知りません。
次に学校の先生が選んだのは東京に住む大学時代の友人。
やはりこの方も沖縄まではたどり着けません。
そしてこの友人が年齢が近いほうがいいかもと選んだのは自分の祖母。
しかも岩手在住。
沖縄から遠ざかってしまいました。
続いてそのおばあ様が選んだのは昔の職場で仲の良かった大阪の男性。
飲食店を息子さんと経営していました。
さあ、4人目まできました。
あと二人で沖縄までいけるのか?
この男性が選んだのはなんと沖縄の漁師さん。
え?本当に?と驚いたのを覚えています。
そして沖縄の漁師さんから一気におじいさん
まで行くと思いきや、この漁師さんはおじいさんを知りませんでした。
そこで次は役所の方にたどり着きます。
役所の男性、なんと福祉課に勤務とのことでそのおじいさんに会ったことがあるとのこと!
やっとゴールのおじいさんにまでたどり着けたのです。
すごいことですね。
そんなに少ない人数でつながるというのが不思議な感じがします。
これを利用して憧れのスターや著名人につながることも十分可能だそうです。
みなさんには一度は会ってみたい方はいらっしゃいますか?
コメントを残す