読書好きの「こまさ」がおススメする本を
紹介するコーナーです。
今回の本は、ジョージ・S・クレイソン著「バビロン 大富豪の教え 漫画版」です。
お金に関する本に興味のある方は、読まれた方も多いかもしれませんね。
100年以上前に書かれた本なのに、現代でも全く違和感がありません。
しかも漫画化されてるので30分もあれば読めてしまいます。忙しくて時間が取れない方にも良いと思いますよ。
話の内容は、なぜ貧乏な人と大金持ちがいるのか?というところからスタートします。一人の貧しい青年が、大富豪になるために賢人から教えを受けて成長していく話です。
「貯める」「増やす」「守る」の基本を実行するための7つの教えと5つの法則。
決して難しいことはなく、明日からもできることがありました。
本文中に「これから無人島で生きようとする人に魚を与えても意味はない。
重要なのは魚の釣り方を教えることだ」とあります。
その場をしのぐことよりも、生きていく手段を得ることが大切。
つい、目先のものに心奪われてては生き残れないのですね。
では、具体的にどのような教えなのでしょう。
生き残るための手段としての7つの教えが次のとおりです。
① 収入の10分の1を貯金せよ
② 欲望に優先順位をつけよ
③ 貯えた金に働かせよ
④ 危険や天敵から金を堅守せよ
⑤ より良きところに住め
⑥ 今日から未来の生活に備えよ
⑦ 自分こそを最大の資本にせよ
わかってはいるけど、やってなかったことばかりです(汗)。
特に「②欲望に優先順位をつけよ」が全然できていない(涙)。
あまり着ない服を買ってしまったり、食べきれないのにお菓子買ったり・・・。
まずは本当に必要なのかを自問できるようになりたいですね(反省・・・)。
お金を増やすには、もちろん働くことが必要です。
しかし、働くことの目的について考えてみると、誰かの役にたつため、感謝されるためであり、報酬はあとからついてくるもの、とあります。
人に感謝される仕事、とても大切です。
大金をもっているだけでは、本当のお金持ちではないと教えてくれるこの本。
一時期話題になった「老後2.000万円不足問題」などにも一石を投じていると思いました。
働いて得た大切な資産、上手く増やしたいですよね。
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