15歳からの社会保障 著 横山 北斗
社会保障ってあまり身近に感じていない私たち。
タイトルは固いのですが、今どきの若い人にも、もちろん私たちにも使える社会保障って結構あるんです。
今回ご紹介するのが「15歳からの社会保障」著 横山北斗です。
人に言えないような悩みを抱え、苦しむ人を支えてくれるのが社会保障制度です。
社会保障制度って申請主義。
こちら側から申請しなければ国も自治体も動いてくれません。
だからこそ自分が使うことがなくても周りの人が困っていたら、是非情報だけでも伝えてほしい。
と、思う本です。
作品中には10人の若者が登場します。
・高校生で妊娠してしまったマミ
・発達障害の子供を育てるジュンとマコ
・会社でのハラスメントで働けなくなったエミリ
・おばあちゃんと弟の世話をしなければならないサクラ
どの話も複雑な感情がわいてきますが、決して他人事ではない。
その課題によって使える制度は様々です。
自立支援制度、障害年金、NPO団体、シェルターやサポート制度など名前までは覚えなくてもいいけど、まずは相談したほうがいいということだけでも知ってほしい。
そんな内容です。
自分たちだけでなく、お子さん、お孫さんにもいつかは読んでもらえたら嬉しいです。
コメントを残す