なんと面白そうなタイトル。
本屋で見かけて即購入しました。
読んでみるとこれまた面白い。
今回は平田はる香著の「山の上のパン屋に人が集まるわけ」をご紹介します。
長野県の山の上にポツンと開かれたパン屋さん。
不便極まりないのに連日多くの人が買いにくるお店ってどんななんだろうと思いませんか?
ここのパンを購入するためだけに山の上にやってくるのでお店の名前も「わざわざ」なのです。
著書では平田さんがどういう流れで長野に行きついたのかが書かれています。
読んでいる限り決して器用な方ではありません。
でも行動力がすごいのです。
それを表すのが「無いものは作ればいい」という言葉。
遠回りをしつつ、その都度壁にぶつかり、どうしたらいいのか考える力。
上手くやっている人に乗っかろうなんて絶対にやりません。
常に試行錯誤を繰り返す平田さんのお店ではパンは2種類しかおいてないそうです。
長野に行ってみたい!パンを買ってみたい!そう思える一冊でした。
著者:平田はる香さんについて
パンと日用品の店わざわざ代表取締役社長。
1976年生まれ。都会での生活が合わずに長野へ。
うまく生きるよりも健やかでいられる方法を。
心を犠牲にしてまで守るべき「ふつう」なんてない。
という思いで長野県東御市の山の上に趣味であった日用品の収集とパンの製造を掛け合わせた店「わざわざ」を1人で開業する。
だんだんとスタッフが増え、2017年に株式会社わざわざを設立した。
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