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インタビュー　合同会社ハッピースマイルさん

今回ご紹介するのは大仏へ向かう途中のトンネル手前、笛田の企業さん。
（現在は横浜市港南区に移転されています）

訪問介護・福祉用具を取り扱う、合同会社　Happy Smile 代表社員の岡﨑明美さんです。

岡﨑さんとは法人会女性部でご縁をいただき、気さくに話をしてくださったのを覚えています。

そんな岡﨑さんがどのような思いで現在のお仕事をされているのか、熱く語っていただきました！

岡﨑さんが考える介護への思い、そして新しい事業への取り組みなど。

インタビューをしていて、私自身とても勉強にもなりました。それではお楽しみください！

介護の世界へ

こまさ：岡﨑さん、今日はよろしくお願いします。

早速ですが、そもそもこの業界に入るきっかけはなんだったのですか？

岡﨑代表：こちらこそよろしくお願いします。

　私自身は横浜出身なのですが、主人は広島出身。義実家の事情で広島に住んでいたんです。

広島にいた当時は役場の職員をしたり、介護施設の事務などもしていました。

　介護施設の事務をやっているうちに、現場で活躍するヘルパーさんたちから刺激を受け、「自分も現場にでたい！」と思い、ヘルパー２級の資格を取ったんです。

そのころ、子供たちの進学先の都合もあり、横浜に戻ることになったんです。

横浜に戻ったあとも、一職員として介護の仕事をしていました。

　介護に対しては私なりの思いがあり、それを知人に話したところ、「そんなに熱い思いがあるなら自分で立ち上げてみたら？」と言われたんです。

　そこで、２００３年から個人でスタートし、２００７年に法人化したんです。

ハッピースマイルのコンセプト

こまさ：その知人の方の一言で現在にいたるのですね！

では、事業内容を教えてください。

岡﨑代表：大きく３つに分かれています。訪問介護、福祉用具の取扱い、ケアラウンジです。　

訪問介護では１０名ほどのスタッフが活躍していますが、もちろん私も現場でケアをします。

福祉用具の取扱いは、小さい会社だからこそ迅速にご用意できるのが強みになっています。　

　先日も１００歳の女性に介護用ベッドを用意したのですが、ご家族にとても喜ばれました。

ご本人も今はすっかり元気に回復されたんですよ！

こまさ：それはすごいですね！

寝たきりを心配しますが、回復されるとご家族の負担が減りますね。

岡﨑代表：そして、ケアラウンジでは、介護保険を使わず、介護が必要な方、障がいをお持ちの方などがお酒を飲んだり、カラオケやお誕生日会などができるスペースの提供をしています。

　トイレの問題もスタッフが対応するので安心してくつろいでいただけると好評です。

ただ、現在はコロナもあるので閉鎖しています。

こまさ：人目を気にせず楽しく過ごす場は、必要ですね。

ケアラウンジの名称が「１or８」となっていますが、これはどのような意味があるのですか？

岡﨑代表：これは「一か八か」の意味なんです（笑）

うまくいくかわからないけどやってみようという意気込みが名称になりました。

こまさ：そうなんですか？（笑）ユニークなタイトルですね。

この３つの事業で意識されていることはありますか？

岡﨑代表：ＨＰにものせているのですが、利用者さんを含め、みなさんが「にっこり」するのがコンセプトです。

事務的にケアするのではなく、一人一人に合わせて寄り添い、思わず笑顔になれる仕事でありたいと思っています。

私たちももちろん、笑顔でケアします。

新しい分野へ

こまさ：ところで、最近ほかの事業も準備していると聞きましたが。

岡﨑代表：そうなんです。介護の仕事をしていて、介護状態になる前に防ぐことはできないかと思い、ウエルネスコーチの資格をとりました。
　健康な体にしていくことで介護状態を防ぐ。ここに注目しています。

　私自身、食事のバランスを意識したことで、本当に体調が良くなりました。
　そして、ダイエットにもつながり、次第に痩せていったんです。
　体を健康にするかどうかは、自分が口からいれるもので作られます。
栄養管理をすることで糖尿病や高血圧などの生活習慣病の見直しができ、自然に痩せていくのでリバウンドもなく、毎日が楽しくなります。
　私自身、好きなものを食べていますが、いかに食べ過ぎていたかわかりました。

こまさ：なるほど！私たちの体って食べたものからできてるんですね！それでは最後に読者の方に一言お願いします。

岡﨑代表：HappySmileでは一人一人に合わせた介護をすることで、利用者さん、ご家族が笑顔になれることを意識しています。

大手とは違い、小回りがきくのも喜ばれているんです。

新しい事業として、介護になる前に、食事や体を動かすことで、薬を飲まずに過ごせる健康的な生活を広げていきたいと思っています。