今月のオススメ本 「空腹」こそ最高のクスリ 著 青木厚
今回は数年前にブームになった「断食」をテーマにした本、医学博士 青木厚先生の「空腹」こそ最強のクスリです。
断食というと何日もかけて飲まず食わずで過ごし、とても過酷なイメージですが、この本の中で書かれる断食はそんなハードなものではないのです。
そして、断食=ダイエットと思う方も多いのですが、これはダイエット本ではありません。(結果としてダイエットになることはあります。)
本書では、私たちが当たり前にしている3食の食事。
まずはそれが本当に必要なものなのか、から解説されています。
免疫力を高めて健康になるために、私たちは睡眠をとります。
体をゆっくり休ませるのはとても大切です。
しかし、胃や腸はどうでしょう。
食事が終わると胃や腸は活動を始めます。私たちが寝ている間にフル活動しているのです。
そして、消化が終わったころになると起床した私たちが朝食をとるので、休むことなく活動を続けることになります。
ここでいう断食は胃や腸にしっかり休んでもらうための時間を作るものなのです。
そのために必要な時間が16時間だそうです。
でも、朝起きるとお腹が空きますよね^^;
その対処方としてナッツ類を食べると良いとされています。
体を使うお仕事の方ならまだしも、私、全然体動かしてないのにダラダラ食べてました。
きちんと休息をとった内臓は元気になり、免疫も高めてくれるそうです。
最近年のせいか、食事や免疫力などが気になります。
日々の心がけで本来の健康を取り戻したいなと思いました。
みなさんが気を付けている健康法があったら是非教えてくださいね。
著者の青木厚さんについて
医師 青木 厚
東大宮で糖尿病を中心とした内分泌代謝内科の病院で院長として活躍。
本人も舌癌などを経験し、医師と患者の両方の立場から治療を行う。
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